藤聖母園 法人本部

基本理念・理事長の言葉

藤聖母園 法人本部 基本理念

(キリスト教の人間愛の教えを原点に)

 

一人ひとりが
かけがえのない存在として
生きること

 

社会福祉法人 藤聖母園

玄関ホールに飾られた主キリストに
召されたペテロ像と山上の教訓

理事長の言葉

 基本理念  一人ひとりが かけがえのない存在として 生きること
社会福祉法人 藤聖母園

 いつもこの基本理念から問いかけられています。私たち社会福祉法人藤聖母園は、私たちの施設、事業所を利用する一人ひとりを大切にしているか、私たち社会福祉法人藤聖母園で働く一人ひとりを大切にしているか、と。それだけではありません、とてつもなく大きく広がっていきます。一人ひとりの利用者には、一人ひとりの家族がいます。働く一人ひとりの職員には一人ひとりの家族がいます。更には、その一つ一つの家族には友人がいて、職場の同僚がいて、無限に広がっていきます。
 その反対もあります。私たちと遠く離れている一人ひとりがたどれば、私たちのかけがえのない存在の一人ひとりに帰ってくる、ということにもなります。つまりは、一人ひとりをかけがえのない存在として大切にするということは、全ての人を大切にすることに通じることになるのです。これは、無縁と思われる人と人がどこかでつながっていることを意味しています。
 そう考えれば、福祉は高齢者だけに必要なのではありません、若者にとっても必要です。障害のある方だけが福祉を必要としているのではありません、障害の有無に関わりなく福祉は必要です。子どもだけが大切にされなければならないのではないのです。全ての人がかけがえのない存在として大切にされなければならないのです。全ての人はつながっています。そのつながる糸を紡いでいるのが社会福祉なのだと思います。
 当たり前のことですが、赤ちゃんからお年寄りまで、障害の有無に関わりなく、性別を問わず、全ての人がかけがえのない存在として生きることができる、そこに人としての幸せを見つけているのが社会福祉法人藤聖母園だといってもよいかと思います。
 社会福祉法人藤聖母園は、かけがえのない存在として生きるために福祉を必要とする人がいるなら、その一人ひとりと共に福祉の道を歩む使命を抱いています。社会福祉法人藤聖母園に高齢者の福祉施設があったから、障害のある人や子どもが利用できる施設があるから、子どものすこやかな成長に手を貸してくれる施設があったから、私たち一人ひとりはかけがえのない存在として生きることができます、できました、と私たち社会福祉法人藤聖母園の力がたとえささやかであったとしても、支えられるようでありたいと心から願っています。
それが社会福祉法人藤聖母園の基本理念に込められた常に変わらぬ祈りだと思います。

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