青森市福祉部障がい者支援課、青森市ろうあ協会、青森市視覚障害者の会の先生方にお越しいただき、
いろいろなキモチのつたえかたのお勉強をしました。
初めは、佐々木先生に教えていただきます。
みんなで「ささきせんせーい」と声を掛けましたが、
佐々木先生はみんなに背中を向けているため気が付きません。
先生は耳が不自由です。
どのようにしたら気が付いてもらえるでしょうか。
ゆり組のお友達が、先生にやさしく「とんとん」と触ることで気付いてもらうことができました。
佐々木先生からは、手話でキモチをつたえる方法を教えていただきます。
「おはよう、こんにちは、こんばんは」や「おいしい」などの手話のお勉強をしました。
続いて、ジェスチャーゲームをしながら、動物を表す手話を教えていただきました。
うさぎは、両手をうさぎのみみにみたてて前後に動かします。
さるは、両手の指を曲げて、右手で頭を、左手であごをかくようにします。
うさぎもさるも皆さんお馴染みのポーズですね!
最後にみんなで拍手(両手をあげて開きひらひらさせます)をして、
佐々木先生に感謝のキモチをつたえました。
耳が不自由でも手話でたくさんキモチをつたえあうことができました。
続いて、佐藤先生と盲導犬のぐみちゃんの登場です。
佐藤先生は目が不自由です。
盲導犬のぐみちゃんは佐藤先生が安全に歩けるようにお手伝いをしてくれます。
盲導犬がハーネスを付けている時はお仕事中です。
お仕事中の盲導犬にしてはいけないお約束が3つあります。
1、触ってはいけません
2、声をかけてはいけません
3、おやつをあげてはいけません
町で盲導犬を見かけても、3つのお約束を守りましょうね。
佐藤先生が一人で歩いている時は、
「とんとん」と触って声をかけて、お手伝いをしたいキモチをつたえてほしいそうです。
お手伝いの練習もしました。
「信号が青です」「右に曲がります」先生に腕につかまってもらい、声をだして案内します。
盲導犬や助けてくれる人がいない場合は、白い杖(白杖)を使います。
白杖で地面をたたいたり、スライドすることで道路の状況を確認します。
信号は見えないので、車の音や人の音で判断しているそうです。
また、地面や床面に敷設されている点字ブロックの上を歩くことで道の情報を得ます。
点字ブロックにはとても大事な役割があるので、
みなさんは点字ブロックの上に、自転車を停めたり障害物を置かないでくださいね。
最後は、ハーネスを外したぐみちゃんと触れあわせていただきました。
ぐみちゃんともキモチをつたえあうことができたようです!
今日は、耳や目の不自由な方とのキモチのつたえかたを教えていただきました。
これからも、たくさんの方とキモチをつたえあうことができるといいですね!
講師の先生方、ありがとうございました。