今日12月6日は、聖ニコラオの祝日です。
有名な「サンタ・クロース」の名で知られる聖人です。
「聖ニコラオってどんな人?」ニコラオは、財産家の家庭に生まれ、信仰深い
両親に育てられて、知恵にも行いにも優れた人でした。両親が亡くなって、莫大な遺産を
相続しましたが、優しいニコラオはそれを貧しい人々のために使いました。
貧しい靴職人のため娘3人の結婚を援助するなど。人々を愛し、困っている人を見ると
すぐ助けた彼は、人々に推されて司教になりました。
この靴職人の3人の娘の暖炉のそばにあったくつ下に、ニコラオが投げた金貨が偶然入って
あったことから靴下の飾りが始まったと言われています。
12世紀から、ヨーロッパ、とくにドイツ、スイス、オランダでは聖ニコラオの祝日である
12月6日が子どものための祝日になりました。
かつてニコラオが助けた3人の娘の話がもとになって、聖人の祝日の前夜、子どもにそっと
プレゼントをする習慣が始まったと言われています。